部屋を仕切りたい！子ども部屋をパーテーション（パーティション）で2つの部屋に間仕切りするタイミングとは？

子ども部屋だけではなく、部屋を仕切りたいときってありますよね。それは、家族が増えたタイミングであったり、子どもが大きくなったとき。例えば、入学や就職のタイミングなど。
ここでは、部屋を仕切る方法と、間仕切りするタイミングをご紹介します。

部屋を仕切る方法

部屋を仕切る方法はいくつかあります。ここでは、部屋を分ける方法を紹介していきます。

間仕切り壁

間仕切り壁は、室内の中で用途に合わせて間仕切る壁です。新築時に、将来的には部屋を仕切りたいと思っている方は、間仕切り壁を施工する方法を考えているでしょう。
間仕切り壁にはいろいろあります。
床から天井まで仕切るハイパーティション！
空間や用途によって変化できる移動パーティション。
ついたてタイプのローパーティションなど。
機能も様々で、遮音性があるもの、耐火性・耐震性があるもの、デザインがあるもの、リユースできるものなど、使いたい機能によってもパーティション（パーティション）を選ぶことができます。

建具で仕切る

建具とは、部屋と部屋をしきる扉、障子や窓などの総称です。
引き戸にしておいて、扉を外しておけば新築時から広々と使うことができます。
子ども部屋が必要になった際は、扉をつければいいのです。

棚で仕切る

棚をはさんで左右対称にものを配置する方法もあります。写真は、一人暮らしでリビングを分けたい場合に、ベッドで休むスペース、ソファーなどでくつろぐスペースなど、簡易的に仕切っているものです。
棚によっては、天井の高さまでいくものや奥が見えないものあります。部屋の雰囲気や作り出したいスペースに合わせて棚を選んでいくといいでしょう。

部屋をパーティションで仕切るメリット

パーティションだからこそできるメリットがあります。

自由にレイアウト可能

【和室におすすめ】ふすまや障子など
【洗面所や階段におすすめ】アコーディオン間仕切りなど
それぞれの部屋の雰囲気に合わせて配置できます！

プライバシーを確保できる

間仕切りを設置することで、自分だけの空間を作ることができます！
スタディスペースやワークスペースを作りたい方にもおすすめです♪

通風や採光を取り入れることができる

壁では空気や光は遮断されてしまいますよね。
間仕切り壁なら、上は光を取り込みたい、隙間を作りたいなど自由自在にレイアウト可能です。

子ども部屋を仕切るタイミングとは？

これから先、子ども部屋をパーティションで2つの部屋に仕切りたい場合、以下のポイントが考慮されるでしょう。

家族構成の変化

子どもが生まれ、または兄弟姉妹が増えた場合など、家族構成の変化が部屋を仕切るタイミングとなる可能性があります。このような変化によって、子どもたちが個別の空間を必要とすることがあります。

子どもの成長

子どもが大きくなり、プライバシーや独自のスペースを求めるようになるタイミングも考えられます。例えば、小学校入学や中学受験、高校生活への移行などが部屋を仕切る良い機会となるでしょう。

小学校へ入学

子ども部屋を仕切るタイミングは、小学校に入学するタイミングが一般的になってきています。
小学生になるのは子どもにとっても大きなイベントです。

子どもが学校に通い始めると、学校で使用するアイテムが増え、その整理整頓が重要になります。専用のスペースを持つことで、必要なアイテムをきちんと整理し、週間のスケジュール管理にも効果的です。

思春期が始まる高学年～中学生

思春期が始まるとされる小学校高学年ごろに、部屋を仕切ることもお勧めです。高学年に進むにつれ、自分のプライバシーを守りたいと思う子どもが増え、【個別の空間】が必要になります。

プライバシーの確保だけでなく、子どもの精神的な発達を考えると、家の中で一人で過ごす時間は極めて大切な時間になります。親子や兄弟姉妹とのコミュニケーションは重要ですが、子どもたちの感情を理解し、適切に対応することも大切です。

子どもがある程度成長すると、個別の部屋は勉強のためのスペースとしても活用されます。部屋を仕切ることで、兄弟姉妹がそれぞれが静かな環境で集中できるスペースが提供されます。

子ども部屋を仕切るメリットとデメリット

子ども部屋に仕切りを作ることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
専用のスペースを与えるメリットとデメリットを説明します。

プライバシーの確保

仕切りを導入することで、子どもたちは自分の個別の空間を持つことができ、プライバシーが確保されます。これにより、個々の感情や思考を尊重しやすくなります。

集中力UP

専用のスペースがあれば、子どもたちは学習や趣味に集中しやすくなります。外部の騒音や他の家族の活動からの干渉を最小限に抑え、自分の世界に没頭できます。

生活習慣が身につく

専用のスペースができたことで、部屋をきれいに片付けたり模様替えをしたりと、積極的に動き始める子どもも多く存在します。そうじなどの生活習慣が身につくのは、子どもの自立心が育まれる第一歩となります。

孤立感の可能性

部屋が完全に隔てられると、自分だけのスペースができるメリットだけではなく、孤立を感じるきっかけになる可能性もあります。1人で過ごす時間が増えて家族とのコミュニケーションが減ることから生じる感情です。家族との関係も大事にしいながらバランスよく時間を過ごすことが大切です。

費用がかかる

仕切りを作るのは便利です！ただちょっとしたデメリットもあります。
具体的に言うと、仕切りを導入するにはお金がかかります。例えば、仕切りの素材や施工費が必要で、これらのコストが予算に影響することがあります。工事を視野に入れているなら、ある程度の費用が発生するため事前に相場を知っておくといいでしょう。

まとめ

【部屋を仕切りたい！子ども部屋をパーテーション（パーティション）で2つの部屋に間仕切りするタイミングとは？】　はいかがでしたか？
子ども部屋をつくることは、家族のライフスタイルや子どもたちの成長に合わせた賢い選択です。記事では、部屋を仕切る方法とそのメリット、デメリットについて紹介しました。専用のスペースを持つことで、プライバシーの確保や集中力の向上、自己表現や創造性の発展など、様々な利点があります。ただし、孤立感や共有スペースの制約、費用のかかり方などデメリットも注意が必要です。
最終的に、家族が快適に過ごせる空間を構築するためには、子どもたちの声に耳を傾け、家族でコミュニケーションをとりながら、工夫と調整が求められるでしょう。